【退職が決まっている】&【失業保険】って結局どれぐらいで貰えるの?誰に聞くのがベストなの?などを私の実体験でお伝えさせて いただきますね。
Contents
離職票がいつ自分の手元に届くのか担当者に確認をすること!
退職表を提出し、いよいよ退職が決定した方に必ず確認しておいた方が良い事があります。それは
『離職票がいつ自分の手元に届くのか』
です。その理由としては、この離職票が無いとハローワークへで失業保険受給の手続きが出来ないからです!
既に次の仕事が決まっているから失業保険は不要だと思う方はそこまで急ぐ必要はありませんが、私のように一旦仕事を辞めて専業主婦として過ごす。
もしくは、次の仕事が決まっていない方には確認しておいた方が良いことです。
なぜ離職票の届く時期を確認するのが良いのか?
えっ?離職票って直ぐにもらえる書類じゃないんですか!?退職したら直ぐに手続きしに行きたいのに・・・
一般的に離職票が自分の手元に届くのは退職してから10日~2週間ぐらい経ってから、と言われています。
だから自分もそれぐらいで届くと思いますよね?けれど会社によって届かない場合があります。
そうなんです。離職票は直ぐに貰えない場合があるので気を付けて欲しいんです。その理由は様々ありますが、例えば・・・
- 出向している状態で退職し処理は本社で行う場合。
- 労務手続きを外部に依頼している場合。
- 同じ場所に担当者がいるけど業務兼用していて処理に時間がかかる。
私は②番に当てはまっていました。12月末日に退職して離職票が届いたのは1月末でした。丸まる一か月間ロスが出たのです。
担当の方も決して手続きをしたくないわけではありませんが、日々の業務などで手続きが滞ることもあります。
また、時間がかかるのはどうしようもない事でもあるので、離職票が届かないとヤキモキしながら日々を過ごすより、だいたいの目安を知って待つ方が良いと思います。
離職票に関して誰に確認をしたら良のか?
【労務担当者】に確認をして欲しいのですが、中小企業だと【人事部】として全てを担っていたり、経理と労務を兼任していたりと会社によって異なります。
上司に退職後のやり取りは誰とするのが良いか確認を取っておきましょう。
また、離職票のことなど会社によって聞きづらい雰囲気があるかもしれません。
けれど、聞いては駄目なんて事はありませんので直接聞きづらい場合は「メール」で確認をしてみてください。
離職票が届いたらハローワークへ!必要な書類は?
離職票が届けばすぐにハローワークへ出向いてください。
この手続きが遅くなると受給するタイミングも遅くなります!ハローワークへ行く場合、必要な書類ですが
- 雇用保険被保険者離職票(-1、2)➡会社から届きます。
- 個人番号確認書類(いずれか1種類)マイナンバーカード(通知カード)、運転免許証など➡管轄のハローワークに確認してください。
- 印鑑➡スタンプ不可
- 写真 (たて3cm×よこ2.5cm程度の正面上半身のもの)2枚➡証明写真機で撮影したもので十分です!
- 振込を希望する金融機関の預金通帳➡この番号が間違っていると入金ができません!銀行名・支店・口座が必ず分かるもので!
ここで私が必ず確認して欲しいことが、【雇用保険受給資格者証】という書類が発行されます。この書類の中に⑤の金融機関の情報に相違が無いか確認してください。
書類に失業保険の支払い先として、『金融機関名』『支店名』『口座番号』が記載されています。私は悲しいかな口座番号を間違えて入力されてしまったようで1回目の入金が遅れました(´;ω;`)ウゥゥ
1日でも早く欲しいお金ですから、貰った書類をそのまま受け取らず必ず相違がない確認をされることをおススメします。
支給が始まるのはいつからなの?
退職してから結局いつから支給されるのか気になりますよね?退職された状況で異なりますが、今回はあくまでも私の【自己都合退職】の場合でお伝えをいたします。
私は受給資格決定日(ハローワークへ初めて訪れた日)が2月1日で第一回目の入金が5月6日のGW明けでした。
本来であれば4月末GW入る前に入金があったようですが、口座番号入力ミスにより入金が遅れました。
約3ヶ月待っての入金となったのです。
どのような流れで支給してもらえるの?
令和2年10月1日移行に離職された方は、正当な理由がない自己都合により退職した場合であっても5年間のうち2回までは旧制限期間が2ヶ月となります。
以前は3ヶ月と言われていましたが、2ヶ月へと変更されていました。
ただ、気を付けないといけないのが2ヶ月後に支給されるのではなく、待期期間や給付制限期間、支給対象日を経てからとなりますので、ギリギリの貯えで過ごすと痛い目に合う可能性があります。
実際入金されるまでの流れです。ご参考までにご覧ください。
- 受給資格決定日(2/1)【待機】/ハローワークへ行く
- 待機満了日(2/7)【待機】
- 待機満了日の翌日(2/8)【給付制限期間】
- 雇用保険説明会(2/12)【給付制限期間】/ハローワークへ行く
- 最初の認定日(2/25)【給付制限期間】/ハローワークへ行く
- 給付制限期間が経過した翌日(4/8)【支給対象日】
- 認定日の前日(4/21)【支給対象日】
- 認定日(4/22)/ハローワークへ行く
- 銀行入金(5/6)
つまり2月1日に手続きを行ってから5月6日まで支給はありません。しかも第一回目の支給金額は4月8日~4月21日までの支給対象日の金額となりますので、約8万円でした。二回目以降はこの倍ぐらいをイメージしてもらえれば大丈夫です。
基本手当の日額は?
基本手当の日額は原則として離職する直前の6ヶ月間に支払われた賃金の合計を180で割った金額(賃金日額)のおおよそ80%から45%になります。また年齢区分ごとに上限が定められてます。
(令和3年8月1日現在)
30歳未満 | 6,760円 |
---|---|
30歳以上45歳未満 | 7,510円 |
45歳以上60歳未満 | 8,265円 |
60歳以上65歳未満 | 7,096円 |
私は30歳以上45歳未満枠でしたが、この金額ではありませんでした。実際は¥5,600ぐらいでしたので正確な金額はハローワークへ行き確認が必要となります!
また毎年8/1に基本手当の金額の見直しが入るので、8月以降も支給される方は若干減額される場合があります。因みに私は¥430-ほど下がりました(泣)
給付日数はどうやって決まる?
給付日数は、 雇用保険の被保険者期間で日数が変わります。 契約期間満了、定年退職、自己の意思で離職した場合は下記表になります。
上の表はあくまでも自己都合としていますので、倒産や解雇、障碍者の方で就職が困難な方は異なります。
管轄のハローワークで確認をしてください。またインターネットでも検索ができます。
退職後の給与で気を付けたいこと!
退職後、つまり最後に会社から入る給与で気を付けたいことがあります。それは、給与から引かれていた【住民税】についてです。
会社員の場合、住民税は前年の所得に対して課税され、その年の6月から翌年5月にかけて、12回に分割して給料から天引きという形で住民税を納めます。
会社によっては、払いきれていない金額を最後の給与で相殺する場合もありますし、給与はそのまま振り込み、役所から残金を払ってください、と通知が忘れていた頃に届く場合があります。
私はこの存在をすっかり忘れていて痛い出費となりました。因みにどうしても払うのが難しい場合は、役所へ相談しましょう。
支払い回数など相談に乗ってくれます。
まとめ
退職が決まり必ず確認して欲しい事と、こころづもりして欲しい事は
- 離職票が自分の手元にいつ届くのか確認しておくこと!
- ハローワークで貰う雇用保険受給資格者証の内容に相違がないか確認。特に支払い方法!
- ハローワークへ手続きをしてから支給してもらうまでの期間は約3か月間!
- 第一回目は14日分の金額しか支給されない!
- 住民税の支払い残っていると忘れた頃にやってくる!
つまり失業保険の支給が始まるまで
ある程度余裕を持った生活ができる貯えが必要です!
最低でも退職後3ヶ月は過ごせる貯えは必要だと思います。急な出費があるといけませんのでギリギリの生活ではなく、個人的に半年~1年は過ごせる貯えがあると良いと思います。
その後はご自身のライフプランによりけり・・・ですね。
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